春 ~風が吹いたら~
『フッ…!本当にやりやがった…か!さすが、華恋だ。ここだよな……俺が動けるとしたら。』
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『さ!テレビ見ないと!』
あたしは中に入り、テレビを付けた。
『あ!青山社長と秘書のやつ、やってる!』
『これで終わるよ。翔に電話を入れなきゃ!』
潤悟…。
青山社長には嘘をついた罰を…潤悟には今までの愛を。
これがあたしから潤悟への、今までくれた愛のお返しだよ。