引っ込み思案な恋心。-2nd





放課後になったらいつもダッシュで帰っていくから、私やあかねちゃんともしばらく帰ってないし…。





何とか夏休み中にお母さんは退院できるみたいだけど、しばらくの間お母さんが出来ることは限られるみたいだから、映美佳が色々お手伝いをするって言っていた。








「そっかぁー、残念。まあでも、こんな時こそ親孝行だもんね〜。私も成績上げて親孝行!」



「あかねちゃんは携帯取られないように頑張るんじゃなかったの?」



「あはは〜。やっぱそれが本音ってトコ?」






1学期、色々あったけど…、最後の日はこうやってあかねちゃんと笑いながら帰ることができた。





期末テストも通知表も、何とか今までの成績を保つことができたし…





終わりよければ全てよし、かな?










夏休みに対する楽しみ、




拓と少ししか会えなくなることへの不安、




塾という新しい世界へのドキドキ…






色んな気持ちを真っ青な空に映して、私達はそれぞれの夏休みを迎える──。













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