イジメ・体罰・虐待～私の受けてきた暴言暴力～

高校３年生

　高校３年生のクラス替えで、

やっちゃんと、織江が同じクラスになった。

　織江も全然、丸くなり、とても楽しい１年が過ごせた。

　やっちゃんと織江と仲良くしていると杉浦に

　「おい！そこの３羽ガラス！さっさと帰れ！」と、よく言われた。

　手話部は相変わらず、ケンカしながら、みっちゃんと私と後輩３人だけで

やっていたが、手話の魅力に惹かれたのか、部員でもないのに、やっちゃんと

織江が入部してきた。

　文化祭の手話の公演後、織江のお母さんに

　「佐岡さん、娘に手話を教えてくれてありがとう！

今まで部活も入らずタバコ吸ってた不良娘が手話なんて福祉系に目覚めて

毎日、ここ最近、家で手話の勉強ばかりやってたのよ！高校生活最後に、

文化祭で活躍する娘の姿が見れて涙出そうになった。本当にありがとう！」と

感謝され、とても嬉しかった。

　やっちゃんのお母様も

　「ありがとう！」と言ってくれた。

　私は何もしてないよ。ただ文化祭に向けて手話の練習をしていたら

やっちゃん、織江がついてきただけ。