イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 私はどうして良いか分からなかった。

 -次の日-

 (今日は静かだな。)そう安心して用をたし、メールを見ながら

便座に座ってると

 「見て!」と。下から足は出てないし

 「どこ?」と、ふと顔を上げるとトイレのドアの上から手が出ていた。

 杉田は私と一緒で170cmぐらいあった。

 「何?」

 「面白くない?」

 「はぁ?!もうトイレ出るよ!!」とトイレから出ると

 「ハハハ(笑)」と大笑いしている杉田。

 トイレの下の隙間から足を出したり、トイレのドアの上から手を出したり

何がしたいか理解が出来ず、反応に困っていた。

 杉田は、人の困った様子を見て快感を得るのが好きな子だった。

 翌日は本当に意味が分からなかった。

 いつものようにトイレで嫌がらせされるだろう。

そう心構えをして早く用を済ませた。

 するといつものように

 「見て~」と。

 「何?」 昨日と同じように手だけ出しているのかと思った。

 顔を上げると

 「?????!!!何?どうやってんの?」

 ドアの上からは手だけでなく顔も出ていた。

 「やっほー!」と手を振る杉田に

 「どうやってるの?」と固まる私。

 私の入っているトイレは洗面台側にあった。杉田は洗面台に上がり、

そこから私を覗いてきた。

 「面白いでしょ??!」

 「・・・」何も言葉が出なかった。

 「ねぇ面白いって言ってよ!」  力なく

 「面白い」と言ってあげた。

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