―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~
あんな純粋でキレイな目で見られると、もっと好きになってしまいそうだ。


「あっ、家こっちだからまた明日、バイバイ」と玲は言った。


あわてて俺も「おぅ、また明日な、バイバイ」と言って、二人は自分の家に向かって歩いて行った。


家に帰ったらお母さんが俺のご機嫌な様子に気付いたらしく、
「今日学校でなんか良いことあったでしょ?お母さんに話してよ。」

ニヤけながら言ってきた。



だけどこの年頃は恥ずかしくて本当のことが言えない。

素直にもなれない。

「別に特になんにもなかったよ。いつも通りだったよ」


と言って、急ぎ足で二階にかけあがっていった。



そしてちょっとしたら、
家の電話が鳴り出した。

家の電話にかかってきた電話は俺宛だった、その相手とは、
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