―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~
「浩樹・・・大丈夫か?・・・。」


賢太郎と別府と鬼塚が俺に近寄ってきた。


「おう・・・。」


俺はもう涙は枯れて涙は出ない。


でも、みんなは泣いている。

玲のために泣いている。


玲、お前見ているか?


本当に玲は幸せ者だな。


お前が頑張って生きてきた証だな。


お前が優しい人間だからみんな泣いてくれてるんだぞ。


俺は玲の遺影に向かって笑いかけた。
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