恋のWボランチ
「…だから、サイドバックをしっかりマークして、パスを出させないよーにしろよ」
勉強の時と違い、修平も味方に対して、熱く指示を出している。
それとは対照的に、亮太はつまらなそうに、無言で一人リフティングをしていた。
そして試合は、後半開始早々に、絶好調の相手サイドバックからのセンタリングを、FWがドンピシャヘッドで合わせた。
ボールは無情にも、修平の手をすり抜けて、ゴールに吸い込まれた。
結局この1点で戦意喪失。
後半もいい所無く、新チームでの最初の試合は苦い結果となった。
「修ちゃん、お疲れ様。はい、タオル」
「ありがとっ。でもゴメンな…。負けちゃって。」
「ううん。しょうがないよ、相手が強かったもん。」
「てか、相手がどーこーてゆーより、今日の試合は自滅だったな…。もっと練習しないと。」
「ホンットだよ。FWの俺がシュートゼロで、勝てる訳無いじゃん。」
透かさずドSが割って入る。
「サイドバック一人に、キリキリ舞いとか…ダサ過ぎ。」
「って、それは言い過ぎぢゃない!?」
「でも、図星かもな。スピードで負けてるのは、走り込みが足りないから、付いて行けないワケだし。」
さすがドM、受け入れちゃったよー(笑)
勉強の時と違い、修平も味方に対して、熱く指示を出している。
それとは対照的に、亮太はつまらなそうに、無言で一人リフティングをしていた。
そして試合は、後半開始早々に、絶好調の相手サイドバックからのセンタリングを、FWがドンピシャヘッドで合わせた。
ボールは無情にも、修平の手をすり抜けて、ゴールに吸い込まれた。
結局この1点で戦意喪失。
後半もいい所無く、新チームでの最初の試合は苦い結果となった。
「修ちゃん、お疲れ様。はい、タオル」
「ありがとっ。でもゴメンな…。負けちゃって。」
「ううん。しょうがないよ、相手が強かったもん。」
「てか、相手がどーこーてゆーより、今日の試合は自滅だったな…。もっと練習しないと。」
「ホンットだよ。FWの俺がシュートゼロで、勝てる訳無いじゃん。」
透かさずドSが割って入る。
「サイドバック一人に、キリキリ舞いとか…ダサ過ぎ。」
「って、それは言い過ぎぢゃない!?」
「でも、図星かもな。スピードで負けてるのは、走り込みが足りないから、付いて行けないワケだし。」
さすがドM、受け入れちゃったよー(笑)