鬼畜王子のメイド様。
と、いいつつ…気になって来ちゃった。
あはは。雨宮に殺されそう…。
「あれ?美月様、中へ入らないんですか?」
「あ…理沙子さん」
たまたま外から帰ってきた理沙子さんに訳を話した。
「そうなんですか。でも修也様のお母様は愉快な方ですし…大丈夫だと思いますけどね」
愉快…なんだ。怖い人じゃないんだ。
「もうすぐで帰ってこられますよ」
あ~何か、やっぱり帰ろうかな。
来るなって言われちゃってるのに来ちゃったし…。