天国へのカウントダウン




『りょう!』





横を見ると眠そうな由梨がいた





『心配したよもう!ばか』




『駅でいきなり倒れたって』





『救急隊の人がいたからよかったけど…』





『もう…大変だったんだからね!』





「え…ぁ…ごめん」





苦笑いしながら
やっと状況を把握できた





「由梨、心配してくれてありがとな」





『昨日、慰めてくれたお返しだよ』





「はは」





…ん?




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