あぽろちょこ



── 翌日 ──


昨日と同じように朝、早く出た。
理由としては、遊に呼び出しされたから。


従わないとなぁ・・・
教室に居るらしい。
早くしないと・・・



ガラッ



「お。はえーじゃん」



教室のドアを開けるとそこには遊の姿が。
はやっ・・・
今、AM6時ですけど。
ねむぅ。



「触れなくて寂しかったんだぞ」



「そうなの?」


意外・・・
寂しがり屋なんだ。



「こっち来いよぉ・・・」


何かうさぎのような感じで言ってきた。
ぬぉぉぉぉぉぉっ・・・
可愛い♪


「はぁ、癒される。なぁ、キスしていい?」



「え!?教室だよ!?」


こんな所で・・・
嘘でしょ!?
見られたりでもしたら・・・


「答えは聞いてねーけどな」



そう言って遊は唇を重ねてきた。
教室で!?
教室でなんてヤだけど・・・
何か心地いい・・・


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