俺様ヤンキーに愛されて。





「みあ」









華からビックリするほどの真剣な声が聞こえたからあたしは手をゆっくりと自分のもとへと戻す。










「華?どうしたの?」









華は真剣な顔であたしをまっすぐ見つめる。










「白金涼が好きなの?」





「は?」









あたしは拍子抜けして口がガバッと開く。











「キス…してたでしょ?」





「あれは勝手にアイツが………!!」









やばい。




思い出したらイライラしてきた。










「白金はやめた方がいいよ」





「何で………?」











性格のいい華が人を否定するなんてなかなかない。







ヤバイヤツなの………?










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