俺様ヤンキーに愛されて。
「みあ!?何で泣いてんだよ!!」
白金はそう言ってあたしを心配そうに見つめる。
「ご…ゴメ…なさ…」
あたしは嗚咽でまともに話す事が出来ない。
あたし…
白金と別れた方がいいのかな…?
こんな変なあたし…
そのうちきっと白金に嫌われちゃうよー…。
それなら…いっそ…
あたしは白金の手を離して駅へと走る。
「みあ!!!???」
後ろから白金の声が聞こえたケド…
ー…聞こえないフリをして。