俺様ヤンキーに愛されて。






「このやろっ……」







まさかまさか





殴られる!?






あたしはギュッと堅く目を閉じる。










「おい」





「なっ…何!?」





「殴ったりしねぇから


そんなおびえんなよ」









え……?





キレないの?









あたしは少しずつ目を開いていく。











「っ……!!////」









そこには優しくあたしを見つめる白金の顔。










「こここっち見ないで」











あたしは自分の顔を手でおもいっきり隠す。









「はぁ?何でだよ」










あんたみたいなイケメンに見つめられたら心臓おかしくなっちゃうでしょ!!!








何で分からないのよ!!!












「俺かなりムカついたわ」





「へ?」






こ…声がかなり変わった?











「ぜってぇ俺に惚れさせてやる」





「え?」







な……何を言ってるの?











「俺なしじゃ


いられないようにしてやるよ」




「え?」









あたしは




金髪ヤンキーに捕まった。




(かも!!!?????)











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