恥ずかしがり屋な君と無自覚な私


そんなときに三日月が偶然でも同じ色のネックレスを指さすから、俺の頬が緩んだ。


キョトンとする三日月に俺は説明した。


「俺のピアスと同じ色。この色俺好きなんだ」


頬が緩むのを止められない。


「お揃いだな」


そう笑うと三日月の頬は赤く染まった。


「本当にこれでいいのか?俺とお揃いだけど」


俺は三日月からネックレスを受け取ってレジに向かった。


「うん、いいの!」


嬉しそうにニコッと笑った三日月。


三日月のそばにいると自分で自分じゃなくなるような気がする…。


三日月には振り回されてばっかりだな。



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