ギフト~キミが消えた日~
金色の髪

―高校一年生―

あれは、俺達が出会ったころのことだった。

「おはよ。お前また寝不足か?」

「あぁ・・・最近何か眠れねーんだよ。」

藤崎 礼 16歳

「礼君!!おはよ!今日も暖かいねっ」

俺は顔を縦に振りながら

「あぁ・・・。」

と、あきれた声で言った。
正直こういうのウザッたいと思ってる。

「まことちゃんも頑張ってるよね~。」

「は?何が?」

「お前ってさぁ・・・。
 どこまで鈍感ヅラなんだよっ!!」

・・・お前に言われたくねーし。

こいつは、

相沢 快 16歳

俺のダチ。

桜木 まこと 16歳

俺のクラスの女子。
学年のモテ女子。

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