開けてびっくりおもちゃ箱


なんていう後悔をしたのはまだ記憶的には新しい



あれから約二週間
学園も慣れたし、そこそこ友達もできた




「リンー!」

「ふぁに?(※何?)」

「あんたねぇ・・・、さっきから何個スイーツ食べてんの?」

「10個目」

「馬鹿じゃない?
あ、元からだったわね。相変わらず大層丈夫な胃袋をお持ちで」

「いや〜、それ程でも」

「褒めてねぇっつーの」

・・・相変わらずツッコミが生きていますねー



・・・痛々しく


この人はあたしの親友で相方なんだー
名前はね、紫苑 結菜
美人で彼氏さんが同じ学校の三年生なんだって!





「普通女って体型気にしてスイーツ10個も食わないんじゃない?」



こ、このむかつく声は・・・


「ゴックン)・・・平泉 凌!」

「いつまでフルで呼ぶ気だよ」


「慣れるまで」

「お前の記憶力、インコなみだもんな」

「えへへ☆」

「だから褒めてねぇっつーの!」


「それよりあんたの後ろにあるチョコケーキ取って」

「まさかとは思うけど、ホールごと食うわけじゃないよな?」


「え?ホールごと食べるよ?」


「・・・いつまで食う気だ」


「あとЗホール」


「・・・紫苑も大変だな」


「でしょ」


まあ二人何話してるのかわかんないってか聞いてないけど、
これがあたしの学園生活ですw












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