ニセ探偵団
次の日-------

「じゃあ、行って来る。」
玲奈はジュースを買いに出かけた。

「龍次、俺らは曲を聴きに行こうぜ。」
「はい、師匠。」



     *


「皆さん、今日は私の曲を聴きに
わざわざ集まってもらい、
ありがとうございます。」

真希が丁寧にあいさつする。

「では、早速ですが聴いて下さい。」

真希はニヤッと笑い・・・
スイッチを押した。


「~♪~♪~♪」

曲が流れ始める・・。

「?」

「し・・師匠、何かへ・・んです。」
「・・・。」
「し・・しょ・う。」

龍次は確かに自分の意識が遠くなる
のを感じた。

そして、周りを見ると皆バタバタと
倒れていた。
「・・・!!」

しかし龍次も・・・

「くっそ・・・。」


バタ・・・・。




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