ニセ探偵団
「こんにちはー。」
探偵団の家(師匠の家)に依頼人が
やってきた。
「あー満実ちゃん。どーしたの?」
やる気が無さそうに対応しているのは、
龍次だった。

ちなみにこの村は小さいので、住人は
だいたい皆仲が良い。

「あのね、龍君、学校の水道の修理し
てくれない?」
「えーーまた壊れたの?」
「よろしくねっ!」
「へいへーい・・。」
その返事をきくと満実は笑顔で帰っていった。


「また修理だって師匠。」
「そうか・・・。」
「ったく これじゃあただの雑用団だよ。」
冷たい一言を放ったのは、玲奈だった。
「こら、依頼に来てくれただけでもありが
たいと思え。」
「いや・・だってこれ、いちおう仮にも商売
だから、生活かかってるから・・。」
「じゃあ玲奈の意見で雑用団にでも改名しま
すか師匠。」
「おめーらいい加減にしろよ。」







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