イジワルな君と、おバカな私?! (完)

文化祭の準備。


文化祭一週間前だけあって、学校は文化祭ムードで一色になっていてた。

ちなみに私は衣装を作る係になった。

「新月さん、上手いね。」

私は昔から、裁縫だけは得意だった。

「そう?」

「うんっ!」

そういや、私あんまり女子から喋りかけられた事ないな、、、

ずっと劉矢と一緒だったからな、、、

「あっ、私夢咲奏(ゆめさきかなで)っ!よろしくね。」

「うんっ!」

ミルクティー色のロングの髪の毛に、大きな目。

可愛い。そんな女の子だった。

こんな可愛い子もクラスに居たんだ、、、

いつも寝てばかりだったからクラスメイトも覚えていない。

「夢咲さんも裁縫得意なの?」

「奏でいいよっ!私、裁縫好きなんだっ!」

「じゃあ、私は亜紀でっ!」


そう言って微笑む奏はやっぱり可愛いと思った。

それと、初めての友達ができました。








< 27 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop