闇の中に


学校が終わり私と桃は放課後遊びに行った



歩き疲れベンチに座って話をしていた



『ねぇ、友果ちゃん』


アイスをほうばりながら桃口を開く



「ん?」



『こんな時間がずっと続けばいいのにねぇ』



顔を上に上げ空を見ている桃



その瞳は強くて儚くて寂しい瞳だった



「桃…?」



『今一緒に居てもずっと一緒に居ることは出来ないし時間はこうしてる今でも未来に進んでる。』

桃―――…





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