無愛想なCinderella





たぶんこのとき、私はかなり緊張してた。
…だって男の人の家に行くなんて初めてだから。


車の中での会話も上の空で、あまりよく覚えていない。






「―――俺んちあのマンションだから」


車に乗って数十分後、彼はいかにも高級そうなマンションを指さして言った。



「え!?すご…」


私が住んでるワンルームのアパートとは大違いの外装にびっくりしている間に、車は駐車場に入っていくところだった。





< 126 / 132 >

この作品をシェア

pagetop