【完】SECRET♥LOVE 溺愛教師の甘い罠

 「エミリーの事、何度も言おうとしたけど言いだせなくて。 わざわざ知らせなくてもエミリーは帰国するんだからって甘えがあった。」


 「エミリー先生とは付き合ってたの??」


 「あぁ。 学生時代に1年ほど。 別れを決めたのはエミリーの方だった。俺にはモモがいるって事を承知の上でそれでもいいからって付き合いだしたんだけどナナから送られてくるモモの写真を俺に投げつけてエミリーは俺の前から去った。」


 「それって、幾人最低じゃん。 エミリー先生はきっと本気で幾人の事好きだったんだよ」


 「そうだよな… 俺って本当に最低だ。 俺と別れた後に結婚したって聞いて安心してたんだ」


 「結婚?? でもクリス君は幾人の… 」


 「あぁ。 知らなかったでは済まされないことだから。 俺は俺なりに責任を取ろうと思ってる」


 「責任?? っていうか本当に幾人の子どもな訳?? 旦那さんの子供って可能性もあるじゃん!!」


 「エミリーの旦那は俺の子供を宿してるのを承知でエミリーと結婚したみたいだ。 その旦那とも上手くいってなくて近々離婚を考えてるらしい」



 「そんなぁ… 」


 「モモ、こんなことになって本当に申し訳ない。 俺は男としてクリスには責任がある。 モモはモモのしたい通りにしていいから」


 「何よ!!! 何言ってるの??? 」


あたしのしたい通りって、あたしが別れるって言ったら別れるの??

幾人にとってあたしってそんなもの??


幾人何考えてるの??







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