【完】SECRET♥LOVE 溺愛教師の甘い罠
「モモ!!」
廊下を走る足音には気付いてた。
それが誰の足音かなんて考える余裕はなかった。
ただ、訳もなく流れ落ちた涙を見られたくなくて、慌てて拭った。
「和幸、どうしたの??」
「モモがいきなり見えなくなるから。 」
「和幸、それだけでわざわざ走って来たの??」
「いやっ。 何か教室に人影見えたから… 気のせいだったかな??」
「ありがとう。」
そっと和幸の胸に寄りかかる。
ものすごい勢いでドキドキを繰り返してる和幸の心臓。
あたしの居場所。
「汗臭いよな。」
「う~うん。」
首を横に振りながら和幸の腕の中で目を閉じる。