空と海が交わるとき






「一つ、聞きたい事があります。」



海の民が皆地上に上がってから



莉子は後ろを振り返った。




「何?」



振り返ると、思った通りそこにいたのは蒼我だった。




前とは変わった瞳に、蒼我は一瞬肩を震わせる。





「本当に、このままでいいんですか?」





< 246 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop