君の笑顔をもう一度




 ポスッ 
 

 
 え!?


 すると、誰かが後ろで背中を抑え
 てくれたみたいでゆっくりと私の
 体を起こしてくれた。

 
 ぎ、ぎりぎりセーフ。

 ・・・・。

じゃなくて、助けてくれた人に
 お礼を言わなきゃ。
 
 もしかしてお参りに来た人かも
 しれないし・・・。
  
 そう思い後ろを振り向こうとし
 た。すると、先に助けてくれた
 人が口を開いた。


 「ったく。相変わらず危なっか
  しいな」

 ん?

 この声は・・・。

 

 私は振り向くと同時に彼に言った。
 「・・・・櫂!?」


 すると、そこには美少年といえる
 男の子が立っていた。 


 

 







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