君の笑顔をもう一度



 弁当も無事作り終え学校に来ました。


 「おはよう!!」

 亜理紗ちゃんに声をかけた。

 「あ、おはよう未琴ちゃん」

 いつもの何気ない朝・・・・。

 だけど今日は違う。

 なんか騒がしいってゆうか落ち着きない
 ってゆうか・・・・・。

 「ねぇ亜理紗ちゃん何で今日はこんなに
  皆落ち着きないの?」

 疑問に思ったから亜理紗ちゃんに聞いて
 みた。

 「なんか、転校生来るみたいだよ?」

 転校生?

 こんな時期に??

 そんな事を考えていると先生が教室に入
 ってきた。

 するとその隣には男の子がいた。


 え!?


 その男の子を見てまるで時が止まったか
 のように私は固まった。


 その子はとても綺麗な顔立ちで大人しそ
 うな子。

 うそ・・・・・


 なんでここにいるの?

 おそるおそる声を掛ける。


 「・・・・・凛?」




 するとその男の子はこちらに気づいて
 振り向いた。


 「・・・・・未琴か?」

 やっぱり・・・・。

 そのこにいたのは私の大切な人。

 突然の再会で私の頭はパニック状態。

 でも、一つ分かるのは大好きなあの人
 が帰ってきたという事。


 私は感情を抑えきれず凛のもとへ走っ
 た。
 

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