君の笑顔をもう一度
ガバッ
私は勢い良く起き上がった。
「・・・・ッ・・・何なの今の」
両手で顔を押さえる。
夢・・・・だよね?
辺りはまだ暗い。
今何時なんだろう。
頭の所にあった時計をとる。
10時30分か・・・・
あたし早く寝ちゃったから・・・・。
そんな事を考えていても頭の中には
夢の事がこびり付いていた。
だって余りにも現実的過ぎてて何がな
んだか・・・・・。
始めはどこにでもある恋物語だった。
でも突然あたしの目の前に血まみれの
男が・・・・。
そして鏡の前を通るとそこには私そっく
りの・・・・ううん私が居たの。
血まみれの服を着て、手には刀を持って
いた。
その私の顔はとても恐くて憎しみが込め
られてた。
でもどこか悲しげな顔をしてた。
・・・・っ怖い
怖い
だって、あの倒れた男の人の顔が頭から
離れないんだ・・・・。
もっと怖いのは私があの人を殺してしま
ったかもしれない事。