Angel☆Test
とりあえず、今日は、クラスの中心になって文化祭をしきる、実行委員を決めることになったんだけど…。

「おい、誰か2人、やる気のあるものは居ないか~?」

当然みんな受験で手一杯って感じで、誰も手を挙げなくて、静まり返っている。

「本当にそれで良いのか~?最後の文化祭だぞ~?」

相変わらず、変化は無い。


「はい、先生、待田はどうでしょう?」

真仁が言った。

待田は、ああ見えても、いっつも学級委員を無理やりやらされていて、でもしっかりとその役割を果たしている。

確かに、待田で良いかも。
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