アイツと過ごしたあの時間

 この時、クラスの中の空気が凍り付いたのを今でも覚えてる。
 そして、(空気を)凍らせたと同時に、
 私は、クラスの女子のほとんどを
 敵に回してしまったのだ。


 そして、今・・・
 私は、放課後女子達に体育館裏に呼び出されるとゆう
 まさに少女マンガ的展開になっている。


 「柊 小夏!!あんた、日向くんの隣の席で、よく話しかけるからって調子乗るんじゃないわよ!!」

 よく少女マンガで見るシーンだなぁ・・・。

 
 「ちょっと!何か言いなさいよ!!」

 「ーっさいなぁ。」

 「は?」

 「うるさい。めんどくさい。何なの?話ってそれだけ?帰っても良い?」
 あーあ、めんどくさい、なんで私がこんなことにならないといけないのよ、、、。
 私の言い方は彼女たちに火を付けてしまった。

 「ーっ!調子乗ってんじゃないわよっ!!!」
 え?ちょっ
 まさか、叩かれるっ!!


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