アイツと過ごしたあの時間
四章 秘密の・・・
 
 ばしっ!!

 
 私は思いきり目を閉じた。
 しかし、痛みが感じなかった。

 そ~っと目を開けると、
 驚いた。

 そこには、いるはずのない
 日向 零夜がいた。

 もちろん驚いてるのは私だけじゃない。
 
 女子のみんなも驚いていた。

 そして、そこに、沈黙が生まれてしまった。

 だって、私も女子のみんなも何をすればいいか分からないからだ。
 沈黙を破ったのはアイツ。

 
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