_DAILY COLORS_











土田「部活の説明」







それ以外に何があるの?とも言いたげな瞳で聞き返す彩花。沙希はそんな彩花を嘲笑うように喉をならした。








沙希「あたしはバレー部なんかに興味はないの。
   むしろ潰したい派だし」

土田「じゃあ話なんてないじゃないですか。
   私練習したいんで戻ります」









彩花は、その場からたち出口へ向かう。なんだー?わけわからん、と思いながら。









ヤス「どこ行くのかなー??」

土田「体育館ですが…」









ドアに手をかけたときに思いきりドアを叩かれた。ヤス?とかいう人に。




そのとき、木ノ本沙希とその狙いが、わかった気がした。








土田「木ノ本沙希…」

沙希「なぁに?」

土田「…貴女、里優と一緒にいるっていう人?」

沙希「…っ、そうよ」

土田「もしかして、里優を取り返しに来たの?」








沙希を見据えながらいうと、沙希は顔を少し赤くした。
























.
< 24 / 24 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

不思議の国のお伽噺。
有栖。/著

総文字数/93,135

ファンタジー159ページ

表紙を見る
小話帳
有栖。/著

総文字数/13,378

詩・短歌・俳句・川柳33ページ

表紙を見る
最期の時
有栖。/著

総文字数/1,521

恋愛(その他)10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop