お猫様のお気に入り
俺のクラス――1−C――の担任は、安藤 奏《アンドウ ソウ》(25)英語教諭。
若くて、イケメン。
程よく気が抜けた感じも、生徒に人気だ。
リョウ)「先生。」
ソウ)「あぁ、村越。
呼び出したりして悪いな。」
そう言って、申し訳なさそうに苦笑した安藤先生は、やっぱりイケメンだと思う。
リョウ)「いえ。
それで、なんの用ですか?」
ソウ)「言いにくいんだけど、学級委員やってくれないか?」
リョウ)「・・・は?」
ソウ)「嫌なら、無理強いはしないが・・・」
えーっと・・・
断りたいんですけど?
リョウ)「あ、いえ。僕でよければ。
ですが、何故そんな事を言うのですか?」
元キャラは断りたかったけど、今の俺は外キャラ全開です。
ソウ)「そうか!よろしくな、村越。」
いや、だから。なんでそんな事言うんですか?
準備しとけ、ってこと?
・・・まあいっか。
基本、面倒な事は投げます。
微かな疑問を抱えつつ、職員室を後にした。