男装美少女
もちろん、店長以外の人たちを一気にだけど。




すると3人は、涙目で訴えてきた。



言葉に出さず、無言で



「(怜桜ちゃんには手ぇ出してねぇよな。晴)」




いつも鋭いところをついてくる、隼さん




マジでうざい……





「(さぁ?)」



自分が言われると一瞬でキレそうな言葉を、無言の圧力で3人に伝えた





「「「(((なんかしてたら許さんっ!)))」」」





許してくれなくって結構ですぅ。




って言おうと思ったその瞬間




ガチャッ。






「みなさん。ご飯の準備が出来ましたって、あれ?何で睨み合ってるんですか。」




怜桜は、連同様特殊な天然要素があるらしい。




「(さあ、天然記念物の登場だ!)」




と俺はみんなに、無言で伝えると、返す言葉がないのかは分からないけれどコクンッ。と、頷く仕草を俺に向かってした。




それがまた珍しいために、怜桜はもっと混乱し始めた。




怜桜が作ったカレー。




この世のものとは思えないくらい……美味い。



でも、怜桜の方が甘くて美味しそう。




いつの日か怜桜のこと、美味しくいただいてやるよ。



っていう絶対に他のやつにはやってやんねぇ。




明日は、怜桜の知らない従業員が来る日だ。



店長や光さんたちは怜桜に、「美味しい」と、大きな声で俺に見せ付けるように言っている。




一回あの世へ逝ってこれば?




何なら逝かせてあげようか?




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