ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「強がっていても、中学生の女の子…。死ぬのは嫌に決まってるよ。」

藤崎は、そう言ってからコーヒーに口をつけた。


「その男の子が、奈月ちゃんの病気への意識とか覚悟を変えたのかな。」

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