ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「さぁ。充のもう一つの能力が必要とされれば、ベンチ入りもありかなって…。ま、可能性でいえば私が完治する可能性と一緒かな。」。

奈月のいたずらっぽい笑いを見ながら谷村は首をひねった。



「鬼だね…なつ。どう突っ込めばいいのよ。」。

駒野は、奈月から昨日の谷村との会話を聞いて呆れていた。
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