ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「何かあった?」

浮かない表情の杉山がひかかったのだ。

杉山は首を振った。

「なんともありません。明日は、お願いします。」

「なら、明日に備えて病室に戻って。夜9時くらいまでなら、お茶ぐらいの水分はいいから。それ以外は…。」

「はい、大丈夫です。腹ペコに堪えてみます。」

杉山は笑って立ち上がると、病室に向かった。
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