あんたなんて大嫌いっ。「2」
[來side]


 昇降口で可憐たちと別れてから少したって、俺らは歩き出した。

 
 あいつら付き合ってたのか...知らなかった。



 確かにお似合いなのかもな。


 「あの2人付き合ってたんだぁ」

 つぶやくように萌が言った。





 廊下を歩いてると手をつないだ可憐と海斗に遭遇した。



 反射的に隠れてしまった。





 仲よさそうだな...




 はぁ...俺、どうすればいいわけ?



 そんなことを思いながら、俺は教室に入った。


 



 
 
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