~見えない敵との戦い~
☆涙
=次の日=

いつもみたいに、学校に行った。

部活は休んだ。

沙耶には嘘をついたんだ。

ほんとは具合なんて悪くない。

ごめん、ごめんね?

落ち着いたら必ずちゃんと話すから。

警察に行くまでの間、

詩織は何回も話かけてくれた。

「大丈夫?

璃音話せなくなったら

詩織が話すからね?」

『ん。

ありがと。』

詩織は、

なんで異変に気づいてたのに
すぐ言わなかったんだろって

悔んでた。

言わないあたしが悪かったのに・・・。

近くの警察署に行って、いろいろ取り調べみたいなのをした。

話し始めてから涙が止まんなくなった。

警察に言うの、詩織も協力してくれたね?

ありがとう。

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