眠り王子×無関心姫②【完結】



ぐいっと玲が体を離して、あたしたちは向き合った。




「舞憂、ほんっとに大好き。」

「ありがと。」

「…舞憂は?」

「大大大大好きだってば。」

「うれしい。」





ふわっと玲の顔が近づいて。



海のしょっぱい匂いに包まれて、甘い、甘いキスをした。






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