眠り王子×無関心姫②【完結】



は、離してくれ……玲さん。




「あ、舞憂ごめん。」

「っは。助かった……。」



三途の川が見えましたよ、ハイ。





「あれ、なにそれ。」



玲があたしの手を指差す。




エアメール、か……。





「……手紙だよ。」

「誰から?」



間髪入れずに聞かれる。


目が鋭いよ、目が。




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