眠り王子×無関心姫②【完結】



「ねえ。」


は、何?




「近付いても、いいですか?」



何言ってんだか…


そう思って顔を向けたら、そいつはもういなくて。




あれ?どこ行った……




ぐいっ!



「はっ?」





しまった、油断した…



「ははっ」


耳元であの気持ち悪い声が聞こえて、鳥肌がぶわっとたつ。




ムニ…



柔らかい感触………って!


あたし、キスされて………る…!?




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