眠り王子×無関心姫②【完結】



じわじわどころじゃなく、涙があふれてくる。



気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い……




助けて…………玲…………

















バターンッ!!!



豪快にドアが開いた。



なのに、あたしの口の気持ち悪い感触はなくならない。



こいつ、正気?





「てめえ、何してやがんだ!」



え、この声………





気づいたときには、あの不細工男はぶっ飛ばされてて、あたしは腕を掴まれたまま歩きだしてた。



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