眠り王子×無関心姫②【完結】



眠ってる舞憂の手を、美しい手が包み込んでる。





「おちつき、ましたか。」

「Thank you.Karuho.」



この人は、英語とカタコトの日本語しか話せない舞憂の母親。


恐ろしいくらいに綺麗な人だ。見た時はびっくりした。




ブロンドよりも少し茶色に近い髪色。


透けるようなブラウンの瞳。


舞憂に似た細い体つき。


意思の強さを表すような言動。




とにかく、舞憂に似てる。



< 281 / 376 >

この作品をシェア

pagetop