眠り王子×無関心姫②【完結】
ああ、あれはいつだったっけ。
あたしがここに来るようになったとき。
あたしは、少し前の記憶を手繰り寄せた。
…今考えたら、ビックリじゃない?
――――――
―――
「……ったたた、痛いし……」
あたしは、久しぶりに喧嘩して、よろよろと公園に入って行った。
にしても、強かった…。
ガタイはいいし、スキンヘッドだし、グラサンしてるし。
あれ、ヤクザじゃないの。
おーこわっ。