百もの、語り。

90.百物語



いよいよ、これで90話目ですね。


僕には兄がいるんですが、
その兄も、以前に百物語をしたそうです。

その時は今みたいに100人じゃなく、
15人位での集まりだったそうですが。


1人辺りいくつか話さなきゃいけないから
段々、疲れて来るし、飽きてきて
その内に誰かが言いだしました。

『やっぱやめない?』

周りも、あー、そうしよう。って
中止の方向で話しがまとまったそうです。


そこで誰かが言いました。

『それじゃあ最後に、
1つ話させてくれないか?』


それは丁度50話目。

キリがいいから、
その人の話で終わる事になりました。



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