百もの、語り。

15.穴



穴がさ、あったんだ。

道に、突然。
昨日まで無かったのに。

それを覗き込んでみたんだけど
なんか、ぴちゃぴちゃって音がしたの。
それに生臭くて。
だからすぐに顔を背けたよ。


でも何か気になってさ、
鼻つまんでまた覗いてみたんだ。

そしたら何か顔みたいなのがこっちを見てたんだ。


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