チャリパイ14~最後のサムライ!



見かけは悪いが、とびきりの美味な蛇料理にアルコールの酔いも合わさって、ブタマーン家の食事会は一際盛り上がっていた。


だが途中、シチローのある一言がきっかけでその様相は変わった。


「いやぁ~♪こんなに美味しい料理とお酒までご馳走になるなんて、トンカーツは本当にいい町だなぁ~♪」


そのシチローの言葉を聞いたとたん、それまで上機嫌だったブタマーンの顔が険しくなった。


「この町がいい町だって?
フン!馬鹿を言っちゃいけねえ!この町は最悪な町だよ……それもこれも、みんなあのブタフィ将軍のせいだ!」


そしてブタマーンは、持っていたグラスの酒を一気に喉に流し込み、空のグラスを勢いよくテーブルに置くと吐き捨てるように後を続けた。



「確かに、国王が御健在な時のこの町は活気があって明るくいい町だったさ……しかし、国王がご逝去されブタフィ将軍がこの国の実権を握るようになったら、それはもう酷いもんだ……」


その話ならば、日本にいる時にシチロー達もイベリコから大まかな事は聞いて知っていた。


しかし、ブタマーンの話に耳を傾けるうちに、チャリパイの三人は今まで知らなかったブタフィ将軍の新たな野望を知る事となった。



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