暴走族のお姫様Ⅰ〜Would like you〜
それから宴会は夜中まで続いたらしい…


あの日からとうとう、お兄ちゃんが家をでる日になった


「愛美、じゃあな??」


「ヒック………ヒック」


「バイバイは??愛美」


ママが言う


「マッ………マ」


抱っこされてる私はママの肩に顔をうずめた


「雄輝、頼んだぞ??」


「あぁ…」


「じゃあ、な…」


みんな、口を開こうとしない


「「「「「「若ッ、いってらっしゃいやし!!!!」」」」」」


組員の声が響く


運転席に乗り、車は発進した…


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