あお夢【短編】
それにくらべて、不器用で融通のきかないわたしは、恋愛に溺れるタイプだ。つまり、好きな人ができると世界が、好きな人中心に周りだすのである。



はっきりいって、面倒。わかってる。自分自身が、一番わかっている。どんどん視野が、せまくなっていくのである。


そして、些細なことで不安になり、すぐ悪い妄想に走るのである。


わたしは、自分が心配だった。




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