水色の世界


青白い顔をして

横たわるチエの姿に


何も考えられなくて、

頭が真っ白になって、


チエのお母さんやみんなが

探しに来るまで

その場に立ち尽くしていた。



『チエ!?』



混乱したパニックになった声。

怒鳴り声。

悲鳴に嗚咽。

遠くから迫る救急車の音。



チエの体を見つめる。

命が"みえ"ない。



ざーっと遠くから音が聞こえる。



川の流れ。


川の……










『この…"呪われた子"ッ!』


チエのお母さんがチエを抱きしめて叫んだ。



『アンタと仲良かった子たちが

どんな目に遭って来たのか

わかってるのッ!?

チエに近付かないでって

言ったでしょッ!!』


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